月別アーカイブ: 2014年9月

視覚障害者への心ない事件が相次ぐ

先日、埼玉県川越市のJR川越駅で全盲の女子高校生が通学中に脚を蹴られて負傷するという事件がありました。7月には盲導犬が何者かに刺されてけがをする事件も起きるなど、視覚障害者をめぐる心ない事件が続いています。

しかし、関係者からは今回のような事件は「氷山の一角」との指摘もなされています。今回被害にあった女子生徒は新聞社の取材に対し、これまでにもトラブルに巻き込まれることがしばしばあり、「以前は白杖を折られて逃げられた。最近は音楽を聞いている人や携帯をいじったまま歩いている人とぶつかることが多い。いつ、ぶつかるかと思うと怖い。」と話していたとのこと。

視覚障害者の生活向上を目指して活動している社会福祉法人「日本盲人会連合」によれば、一般の人なら被害届を出すような事件であっても、視覚障害者の場合は泣き寝入りすることが多く、実際には表に出てこないトラブルが数多くあるということです。視覚障害者の場合、容疑者がそばにいてもその顔が分からず、また、現場の位置を正確に伝えることもむつかしいことなどから、被害を警察に訴えることはかなりむつかしいとのこと。

今年4月には神戸市のスーパーで白杖を持った女性が男性から殴られ顔面を骨折する事件も起きています。ハンディを持つ人々への思いやりがその国の文化や国民の質を表すものであるとすれば、我が国はまだまだ二流、三流なのかと暗澹たる気持ちになります。

第2回エルダー研修を実施しました。

今年度第二回目のエルダー研修が、9月15日午後3時からわにつか荘会議室で行われました。

新人育成の現状について各エルダーから報告を受けるとともに、今後の方向性などについて意見交換を行いました。

介護人材の不足が深刻になる中、新人の育成は法人にとっても最重要課題の一つです。

エルダーの皆さんの今後の取り組みに期待していますが、育成は組織全体で取り組むべきものです。各施設の皆さんのフォローをよろしくお願いします。

様子1

第2回新規採用職員研修が実施されました。

平成26年度第2回新規採用職員研修が9月12日(金)、わにつか荘会議室において下記の日程で実施されました。
第3回目の研修は平成27年3月に実施予定です。

おおおおおおおおおおお内容              講師
9:00~9:10  オリエンテーション       谷川房子 研修部会長
9:05~10:20  人事考課制度について      石村明比古事務局長
10:20~10:30 BS-TBS番組「赤ひげのいるまち」鑑賞(濱砂理事長出演)
10:30~10:45 休憩
10:45~11:45 施設における健康管理について 宮リハ 山口眞由美看護係主任
11:45~12:45 昼食・休憩
12:45~13:45 施設における栄養管理について  わにつか荘 猪俣陽子 管理栄養士
13:45~14:00 休憩
14:00~15:00 施設における理学療法と作業療法について
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおお宮リハ 外林裕市 リハビリ係副主任
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおわにつか荘 牧嵜卓矢 リハビリ係主任
15:00~15:10 休憩
15:10~16:50 支援記録の書き方について    仁の里 佐土原美鈴 福祉係主任
16:50~17:00 まとめ             谷川房子 研修部会長

施設における健康管理の講師 山口眞由美宮リハ看護係主任山口看護師

施設における栄養管理の講師 猪俣陽子わにつか荘管理栄養士猪俣栄養士

とろみ食体験とろみ食体験1

オブラートや黄粉を使って口内の乾燥状態を体感食べにくさを体験

施設における作業療法についての講師 外林裕市宮リハOT外林OT2

施設における理学療法についての講師 牧嵜卓矢わにつか荘PT牧嵜PT

支援記録の書き方の講師 佐土原美鈴仁の里福祉係主任佐土原主任

支援記録の添削演習支援記録の添削

盲導犬訓練についての誤解

さいたま市で盲導犬が何者かに傷つけられたことが報道され、心ない行為に怒りの声が上がっていますが、その一方で、盲導犬が傷つけられた際に鳴き声を出さなかったことについて、「盲導犬は痛みに耐える訓練をされていてかわいそう。そんな訓練は虐待だ」などといった抗議の電話が盲導犬協会に寄せられるなど、誤解もあるとのこと。

こうした誤解が広がらないよう、盲導犬協会が声明を出しましたので転載します。

ネット社会では、事実に反した発言があっという間に拡散し、誤解が広がる危険があることを示す一例でもあり、情報の受け止め方については十分注意が必要であることを改めて感じさせられました。

『声明』

8月1日付けの新聞投稿欄に、「盲導犬が何者かによって傷つけられた」という趣旨の文書が掲載され、その後、新聞・テレビなどでこの事件に関する報道がなされ、これに対して市民の皆様よりご意見や問い合わせをいただいております。そこで、以下に全国盲導犬施設連合会加盟8施設共同の見解をお伝えいたします。

私ども盲導犬に関わる者として、今回の事件は大変衝撃的であり、あってはならないことであると強い憤りを覚えております。これが何者かによって故意になされた動物への暴力であったとすれば、動物愛護法〈略称〉にも抵触するれっきとした犯罪行為であるとも考えます。まずは、被害を受けた盲導犬並びにユーザーの方が被った心の傷が一日も早く癒えることを心よりお祈り申し上げます。

今回被害にあったのは盲導犬です。盲導犬の横に目の見えない人、見えにくい人がいると知りながら、傍らにいる盲導犬に対し危害を加えるなど、卑劣極まりない行為です。盲導犬を傷つけるということは、同時にユーザーの行動の自由を奪う行為でもあります。本案件は警察当局による調査が進んでいるとの一部情報がございますので、その状況を見守りたいと思います。

今回の事件には、多くの市民の皆様が関心をよせ、インターネット上において、盲導犬や視覚障がい者の方の保護や見守りを訴えていらっしゃいます。これを見るにつけ大変心強く感じます。しかし一方で、盲導犬に関する誤った情報が流布されているのも事実です。

中でも「盲導犬は何をされても吠えないよう訓練されている」とする記述が多く見かけられますが、連合会加盟8施設におきましては、こういった訓練は一切行っておりません。盲導犬でも普通の犬と同様、驚いた時に一声吠えることもありますし、強い痛みを感じた時には悲鳴もあげます。施設では、犬たちを褒めて訓練していくことを基本としています。犬達を1頭ずつ把握して、盲導犬に向いている素質を持った犬を盲導犬にして、人と一緒に盲導犬の仕事を楽しめる犬として盲導犬として世に送りだしています。

盲導犬に対する誤解や誤った情報によって、大変悔しく辛い思いをされているユーザーもいます。どうかその点について、ご理解をいただけますようお願い申し上げます。

全国盲導犬施設連合会ならびに連合会加盟8施設といたしましても、今後より一層皆様にご理解いただけるよう、情報発信を心がけてまいりたいと思います。

認定NPO法人 全国盲導犬施設連合会
公益財団法人 北海道盲導犬協会
公益財団法人 東日本盲導犬協会
公益財団法人 日本盲導犬協会
社会福祉法人 中部盲導犬協会
公益財団法人 関西盲導犬協会
社会福祉法人 日本ライトハウス
社会福祉法人 兵庫盲導犬協会
公益財団法人 九州盲導犬協会

厚労省の老後に関する意識調査結果

8月29日、厚労省が「平成24年高齢期における社会保障に関する意識等調査」の結果を公表しました。
この調査は無作為に抽出された全国の20歳以上を対象に実施されたもので、11,294人の回答結果をまとめたものです。その中から興味深かった項目について抜粋してみます。
まず、何歳からを老後と考えるかについては、「70歳から」が32.0%、「65歳から」が28.6%となっていますが、年代別にみると次のような結果になっています。

おおおおおおお29歳以下の人の回答   65歳以上の人の回答
「60歳から」おおお34.4%            6.4%
「65歳から」おおお31.2%           17.7%
「70歳から」 おおお20.9%           40.4%
「75歳から」おおおお2.7%                         20.2%
年代で「老後」の判断基準が随分違うということが良く分かりますね。

次に、老後の生活において子供との同居を希望するかどうかについては、時代により大きく変化してきていることが分かります。

おおおおおおおおおおおおおおおお昭和58年    平成4年  平成24年
同居したい                      46.1%         28.3%     15.7%
子どもが近くにいれば別居でも良い  20.7%     34.1%    38.3%

また、年をとって生活をしたい場所については、年代別や男女差はあまりなく、以下のような結果になっています。
自宅     68.3%
高齢者住宅    7.1%
特養       3.8%

さて、皆さんの考えはどうでしょうか?
なお、詳細は厚労省のホームページから閲覧できます。

処遇改善加算の行方は?

9月3日に開催された社会保障審議会 介護給付費分科会の第2報です。

介護職員の処遇改善策として、平成21年10月に「介護職員処遇改善交付金(補助金)」が創設され、平成24年度の報酬改定でこの交付金が、「介護職員処遇改善加算」として加算化されました。しかし、この加算は平成27年3月31日までの時限的なのとされているため、その後の対応をどうするかが分科会での議論の大きなポイントの一つとなっています。

厚労省が示したこの加算に関する主な論点は次の三点です。
○ 加算の在り方をどう考えるのか。(継続するのか?基本報酬に組込むのか?など)
○現在の「介護職員処遇改善加算」は、事業者に職位・職責・職務内容に応じた任用要件や賃金体系の整備、資質向上のための計画策定、研修実施などを求めているが、必ずしも必須要件となっておらず改善の余地があるのではないか。
○ 仮に「各サービスの基本サービス費において評価を行う」とした場合、処遇改善の取組みが後退しないよう、どのような方策が考えられるか。

しかし、介護職員処遇改善加算の存廃についての委員の意見は多様で、加算の今後の取扱いがどうなるかはまだ不透明な状況です。
今後の議論の行方に注目していきたいと思います。

過去ログを誤って削除しました!

パソコンの操作を誤り、何と過去三年間の全ての記事を削除してしまいました。
いろいろ試みましたが、結局復活させることができませんでした。
残念ですが、あきらめざるを得ません。
気持ちを切り替えて、またこつこつ書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。