月別アーカイブ: 2015年5月

小山 剛氏が急逝

新潟県長岡市の高齢者総合ケアセンターこぶし園総合施設長小山剛氏がすい臓がんのため3月13日に急逝されていたことを今日になって知りました。享年60歳のあまり早すぎる死でした。
小山氏は小規模多機能事業の生みの親でもあり、「地域包括ケア」を全国に先駆けて長岡の地で実践した方です。
十数年前、長岡を訪問しその実践の様子を拝見する機会がありましたが、その先駆性と実践力に圧倒されました。
余人もって代えがたい人材であり、我が国の高齢者福祉にとっても大きな損失と言わざるを得ません。ご冥福をお祈りします。

コレステロール値、食事では変わらず 厚労省見解、学会が容認

取りすぎると動脈硬化などを招くとして悪者扱いされてきたコレステロールについて、日本動脈硬化学会(佐藤靖史理事長)は5月1日、「食事で体内のコレステロール値は大きく変わらない」との声明を発表しました。厚生労働省も今年、5年ぶりに改定された「食事摂取基準」で、コレステロールの基準を撤廃しており、これを容認した形になっており、動脈硬化予防には生活習慣や運動など包括的な対策が大切だとしています。

コレステロールは脂質の一種で、食べ物からのほか肝臓でも作られますが、動脈硬化学会は血中の「悪玉」のコレステロールが高いと心筋梗塞(こうそく)を起こしやすいとして警告する一方、日本脂質栄養学会は「数値が高い人はむしろ長生き」と主張し、論争が続いていました。

厚労省はこれまで、18歳以上の男性は1日当たり750ミリグラム未満、女性は600ミリグラム未満の摂取基準値を設けていましたが、5年おきに改定する「食事摂取基準」の2015年版で、科学的根拠が得られなかったとして基準を撤廃。「食事からのコレステロールは一部に過ぎず、食事から多く取れば、体内で作る量を減らすなどの調整する仕組みがある」と解説しています。

米農務省も「コレステロールは過剰摂取を懸念すべき栄養素ではない」として、摂取量を1日300ミリグラム未満に抑えていた食事指針を今年見直す方向とのこと。

こうした中、動脈硬化学会は1日の声明で「食べるのを制限しても血中の値が低下する人と、しにくい人がいて、個人差が大きい」と基準の撤廃に賛同しました。悪玉コレステロールの値が高い人はコレステロールの摂取制限が推奨されるとする一方、食事や運動、生活習慣を全体的に改善することが必要としています。

生活習慣病に詳しいたちかわ総合健診センター(新潟県長岡市)の小田栄司センター長は「BMI(体格指数)が30を超える肥満の人は食事制限が心臓病予防に効果的だが、悪玉コレステロールが高くない人は、食事よりも運動の方が効果がある。指針などで一律に定めるのではなく、個々の状態に応じて考えることが大切だ」とのこと。

最近は健康に関する数値についていろいろ見直しがなされており、素人には分かりにくいのですが、こうした流れを見ていると、数字にあまり惑わされないようにしたいものだと思います。

平成27年度第1回理事会・評議員会が開催されました。

5月21日(木)午後4時から、MRT miccで平成27年度第1回理事会・評議員会が開催されました。
議案は評議員の選任、平成26年度事業実績報告、平成26年度決算、規程の改正、電動ベッド購入に係る入札など5議案でしたが、いずれも原案どおり可決承認されました。
評議員については、わにつか荘家族会の会長交代に伴い、新会長の小野裕一氏が新たに評議員に就任されました。
決算の内容などについては近くホームページにアップする予定です。
また、電動ベッドの入札については6月の中旬までに実施予定で、入札結果もホームページにアップする予定です。

監事監査が行われました。

平成26年度の各施設及び法人本部の事業実績報告と決算に係る監事監査が5月11日宮リハ、5月12日愛生園、仁の里、5月13日わにつか荘、法人本部の日程で実施されました。特に問題点などの指摘もなく無事終了しましが、細かな点でいくつかアドバイスをいただきましたので、今後改善を図っていきたいと思います。
なお、監査結果については5月21日開催の平成27年度第1回理事会・評議員会でご報告いただくことになっています。

わにつか荘の監査の様子(左が落合祥一監事、右が森永要夫監事)2 3  5

障害者総合支援法見直しの議論始まる

障害者総合支援法は、従来の障害者自立支援法を改正して2013年4月に施行されましたが、3年後の見直しが付則に盛り込まれていることから、2016年の改正に向け社会保障審議会障害者部会で議論が始まりました。

整理された10の論点を中心にこれから議論されることになりますが、介護保険との統合についても複数の委員が言及しているとのこと。また財務省サイドは社会保障関係費抑制の一環で障害福祉見直しの論点を財政制度審議会に提示しています。今後の議論の行方を注視していきたいと思います。

宮リハの内部監査が実施されました。

5月8日(金)、宮リハのISO9001内部監査が実施され、これで、平成27年度の第1回内部監査はすべて終了しました。
なお、第2回内部監査は12月に実施の予定です。

また、6月1~3日には審査機関による認証更新のための審査が各施設で実施されます。よろしくお願いします。

宮リハの監査員は次の方々でした。
リーダー わにつか荘  上西悦子地域支援課長
監査員  わにつか荘  高橋幸司総務課長
わにつか荘  馬氷裕一朗相談支援係副主任
愛生園    平木功一福祉第1係長

様子2 様子3

様子4

わにつか荘の内部監査が行われました。

1SO9001の平成27年度第1回内部監査が5月6日から始まりましたが、5月7日(木)はわにつか荘の内部監査が行われました。
監査員は次の方々でした。
リーダー(福祉課担当)lll特)仁の里ll谷川房子地域支援課長
llll(地域支援課担当)愛生園ll伊藤博和福祉課長
監査員llllllllll宮リハll前田良一福祉課長
lllllllllllll特)仁の里佐土原美鈴主任
lllllllllllll宮リハll田村英代管理栄養士

様子3 様子4 様子5 様子6

ISO9001平成27年度第1回内部監査が始まりました。

ISO9001平成27年度第1回内部監査が始まり、初日は5月6日に愛生園、仁の里の内部監査が行われました。
今回の監査は、前回の内部監査(平成26年12月に実施)における是正処置要求事項の改善状況の確認と6月上旬に予定されている認証更新のための審査機関による審査に備えるためISO9001関係文書の整備状況の確認を中心に実施されます。
5月7日はわにつか荘、5月8日は宮リハの内部監査が実施されます。
なお、愛生園、仁の里の内部監査員は次の方々です。
リーダーわにつか荘ll髙橋総務課長
監査員ll宮リハllll前田福祉課長
lllllわにつか荘ll後藤主任・山本主任

愛生園の監査の様子
様子2   様子5 様子8

仁の里の監査の様子
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セルフネグレクト(自己放任)に苦慮

認知症などが原因で身の回りのことができなくなる「セルフネグレクト(自己放任)」の状態にある高齢者への対応について、公益社団法人「あい権利擁護支援ネット」(東京都)が全国の市区町村に調査を実施したところ、福祉や介護サービスを拒否するケースへの対応に苦慮すると回答した自治体が4割に上ったということです。セルフネグレクトに対して行政が介入するための法的根拠や基準がないことが、背景にあるとみられます。
調査は厚生労働省の補助事業として昨年10〜11月に実施され、全国1749の市区町村の高齢福祉担当部署と4453の地域包括支援センターにアンケートを送付し、713(40・8%)の市区町村と1731(38・9%)の地域包括支援センターから回答がありました。
このうち市区町村への調査では、セルフネグレクト状態にある高齢者への対応で、どのようなことに困難を感じているかという質問(複数回答)に対し、42・1%の市区町村が「(対象の高齢者が)介護、福祉サービスを拒否する」を挙げ、「受診・治療を拒否する」を挙げた自治体も40・1%に達しました。「不衛生・不十分な家屋に居住している」を挙げた自治体は29%、「近隣住民らとトラブルを抱えている」は13・7%。
対応が困難な理由を記入式で問うたところ、「介入の法的根拠がないため、ぎりぎりまで見守ることしかできない」「自己決定権をどこまで尊重するか迷う」「本人の気持ちの尊重と客観的判断との基準があいまいで、セルフネグレクトとしての認定が難しい」などが目立ち、積極的な支援を後押しする法令や基準がないことが支援の壁になっている実態が浮かびあがりました。
セルフネグレクトの状態にある高齢者354人について、認知症の有無の把握状況を調べたところ、診断が出ているのは15・8%。一方、「疑い」あるいは「不明」といった判然としないケースは62・5%を占め、適切な受診に至っていないケースが多い状況もうかがえるということです。
あい権利擁護支援ネットの川端伸子理事は「判断力がどれほど低下しているかを自治体が把握する手立てがなく、『支援を望まない』という本人の意思によって介入を諦めているケースがある。支援しやすくなるように、国は制度や医療体制の整備に取り組んでほしい」と話していますが、在宅支援の担当者にとっては大変悩ましい問題です。

文書3

セルフネグレクトとは?
1人暮らしなどの高齢者が生活への意欲や能力の低下によって身の回りのことができない状態に陥ること。認知症や精神疾患によるもののほか、本人の意思によるものもある。▽不衛生な住環境で暮らす▽食事が適切にとれない▽必要な治療や介護を受けようとしない、などのケースがある。